psychology



陽炎が揺らめくほど暑い時期がやって来てしまった。夏は嫌い。特にかっこいいポエミーな理由はないただ単に永遠に出てくる汗が不快なだけである

しろくまのぬいぐるみを抱きながら1人ベッドの上で寝転がる。

そうしていて気づけば深夜2時で、小さい頃は草木も眠る丑三つ時〜なんて言いながらビクビクしていたなあと思いながら生活を流している。


期待通りの人生を送れていたらどれほど楽だっただろう。少なくとも自分自身で淡い期待を抱きながら苦しんで生きることはなかったんじゃないかな、と思う(どちらにせよ苦しみはあったでしょう)。

キラキラと輝く何かが原動力で、だからなのかみんなキラキラしている。食べたものが身体に影響するみたいな感じだろうか、みかんを食べると肌が黄色くなるとかそんな感じ

キラキラを持ち合わせていなくて、むしろ正反対のぐちゃぐちゃとした黒いものしかなかった。同じ人間だと思っていたのだが、なんなんだろうこの違いは…

こういう風に考えてしまう時点でわたしにはキラキラは手に入れられないのだとなんとなく察する。もしかしたら持っているぐちゃぐちゃはキラキラで、自分自身で黒く汚いものにしているのかもしれないということにも気づかないふりをしながら。